最近SNSやジムで「HYROX(ハイロックス)」という言葉を見かけて、気になっている人が増えています。マラソンでもCrossFitでもない、新しいかたちのフィットネスレースです。
この記事では、HYROXとは何か、どんな種目があるのか、初心者が挑戦するために何が必要かを整理し、「挑戦する価値があるか」を判定します。筆者は理学療法士でありHYROXの競技者・指導者として、現場とレース両方の視点でお伝えします。
結論から言うと、明確な目標で運動を続けたい人にはとても価値があります。 体重を落とすこと自体が目的ではなく、「完走」というゴールが努力を支えてくれるのが最大の魅力です。
カラダアップデート判定4.2 / 5
HYROXとは?
HYROXは、2017年にドイツで生まれた世界規模のフィットネスレースです。1kmのランニングと8種類のフィットネス種目を交互に繰り返し、合計8km走りながら全種目をこなしてタイムを競います。
ルールが世界共通で、どの大会・どの会場でも同じ構成。だからこそ「前回の自分」と比べやすく、初心者から経験者まで同じ土俵で挑戦できる点が支持されています。
どんな種目があるの?
スキーエルゴ(上半身の有酸素)、スレッドプッシュ/プル(重りそり押し引き)、バーピージャンプ、ローイング、ファーマーズキャリー、ランジ、ウォールボールの8種目です。
特別なテクニックよりも、止まらずに動き続ける持久力と、フォームを保つ基礎筋力が効いてきます。
初心者が始めるには
いきなり全種目をこなす必要はありません。まずは1kmを止まらず移動できる体力と、スクワットなどの基礎種目から。グループクラスや体験会で一度8種目を経験すると、必要な準備が具体的に見えてきます。
向いている人
- 目標(大会・完走)があると頑張れる人
- 走るのも筋トレも満遍なくやりたい人
- ひとりの筋トレに飽きてきた人
向いていない人
- 関節に強い痛みや既往症がある人(まず医療機関へ)
- 完全な運動初心者でいきなり強度を上げたい人
- 短期間で体重だけを落としたい人
挑戦するときの注意点
楽しくてつい追い込みがちですが、関節に痛みがある状態での無理は禁物です。スレッドやウォールボールは腰・膝に負担がかかりやすいので、重量や回数は段階的に。準備期間を数週間とってから本番に臨むと安全です。
監修者コメント
競技者として出てみて実感したのは、HYROXは『特別な才能より積み重ねが効く』競技だということ。フォームを崩さず止まらないことが何よりのタイム短縮で、現場でも初心者にはまず正しいフォームづくりから指導しています。
今日からやるなら
- まずは1kmを止まらず歩く・走れる体力をつくる
- スクワット・ランジなど自重の基礎種目を週2回
- 近くの体験会やグループクラスで8種目を一度試す
検証対象
HYROX(ランと8種目のフィットネスレース)への挑戦
Total
4.2/5
- 話題度4.8
- 効果期待度4.5
- 続けやすさ3.5
- 安全性3.5
- コスパ3.5
- 総合おすすめ度4.2
明確なゴールが努力を続けさせてくれる。健康診断の数値より「完走」という目標が効く人に強くおすすめ。
よくある質問
Q運動経験がなくても出られますか?
強度を自分で調整できるため、準備期間をとれば初参加も十分可能です。まずは完走を目標にしましょう。
Qどんな種目がありますか?
1kmランを8回、その合間にスキーエルゴ・スレッド・バーピー・ウォールボールなど8種目を行います。
Q必要な道具は?
基本は会場の器具を使います。個人で用意するのは動きやすいウェアとシューズ程度です。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断・治療に代わるものではありません。持病・痛み・通院中の症状がある方は、運動を始める前に医師等の専門家にご相談ください。
まとめ
HYROXは、走力と筋力をバランスよく求められる、目標の立てやすいフィットネスレースです。総合判定は4.2。あわせて、基礎づくりに役立つ有酸素と筋トレはどっちが痩せるかや、続けやすい環境選びのパーソナルジムと24時間ジムの比較も参考にしてください。
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